スキーレンタル料金の完全ガイド|相場・エリア別比較・お得に借りる方法

スキー旅行に行こうと計画したとき、レンタル料金の相場が分からず、予算が立てづらいと感じたことはありませんか?レンタル料金はスキー場の立地や地域、セット内容によって大きく異なるため、相場を知らないまま当日を迎えると、想定外の負担に驚く羽目になりかねません。

特に、お子様を連れてスキーを楽しみたいファミリーにとって、レンタル料金は決して小さな出費ではないでしょう。家族4人分のレンタル料金だけで3万円を超えることも珍しくなく、リフト券や食事代も含めると、1回のスキー旅行で10万円近い予算が必要になることもあります。

本記事では、全国の主要スキー場におけるレンタル料金の相場やセット内容の違い、お得にレンタルする方法など、コスパ重視のファミリーに役立つ情報を詳しく解説します。

■スキー・スノーボードレンタル料金の基本相場

スキー旅行の予算を立てる際、レンタル料金の把握は欠かせません。ここでは、全国のスキー場における標準的な料金体系を解説します。まずは、どれくらいが適正価格なのかを理解しておきましょう。

◇セット料金の目安(スキー・スノーボード)

スキー3点セット(スキー板・ブーツ・ストック)やスノーボード2点セット(ボード・ブーツ)のレンタル料金は、1日当たり4,000~6,000円の価格帯が一般的です。

ウェア上下を含めたフルセットの場合は、セット料金にウェア代(4,000~5,500円程度)を加えた8,000~11,500円前後が目安となります。

さらに、土日祝日や年末年始などの繁忙期には、平日より500~2,000円程度高く設定されるケースがあります。そのため、事前に料金カレンダーを確認しておくと安心でしょう。

◇単品レンタルの料金相場

スキー板のみ・ブーツのみといった単品レンタルも、各スキー場で用意されています。

スキー板やスノーボードの単品レンタルは3,000~4,300円、ブーツの単品レンタルは2,000~4,300円、ストックの単品レンタルは1,000~2,000円が相場です。

単品レンタルは、すでに一部の装備を持っている場合や、購入前に特定のアイテムを試したい場合に便利でしょう。

◇大人と子ども料金の違い

子ども料金(小学生以下または中学生以下)の多くは、大人料金の約60~80%に設定されています。たとえば、セット料金が大人6,000円の場合、子どもは3,600〜4,800円程度となることが多いでしょう。

家族4人での利用を考えると、この料金差が全体のコストに大きく影響するため、事前に確認することが重要です。

■スキー・スノーボードのレンタルで失敗しない選び方

 ヘルメットをかぶってバイクに乗っている子供

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

レンタル用具選びは、ゲレンデでの快適さと安全性を左右する重要なポイントです。自分のレベルや滑走スタイルに合った、最適なアイテム選びのコツを押さえておきましょう。

◇自分に合ったセット内容の選び方

初めてスキーやスノーボードに挑戦する方は、スキー板(またはスノーボード)・ブーツ・ストック・ウェアが全て含まれるフルセットを選ぶのがよいでしょう。何を選べばよいか迷う必要がなく、手間もかかりません。また、準備に時間を取られず、すぐにゲレンデへ向かえる点も大きなメリットです。

一方、ウェアをすでに持っている場合は、セット(板・ブーツ・ストック)を選ぶことでウェア分だけ費用を節約できます。年に数回スキーに行く方なら、ウェアだけ購入しておくのも賢い選択と言えるでしょう。

また、半日だけ滑る予定の方は、半日のレンタル料金を設定している施設を選ぶと効率的です。午前または午後のみのレンタルプランがあるスキー場なら、1日レンタルするよりも安く利用できます。

◇サイズ選びのポイント

レンタルで最も重要なのがサイズ選びです。特にブーツのサイズが合わないと、足の痛みや疲労の原因となり、せっかくのレジャーが台無しになってしまいます。

ブーツは普段の靴より0.5~1cm大きめのものを選ぶのが基本ですが、必ずレンタル時にスタッフに相談し、実際に履いて確認することが重要です。履いた状態でしゃがんだり、体重移動したりして、違和感がないか確かめましょう。

スキー板の長さは、初心者なら身長マイナス10~15cm、中級者以上なら身長マイナス5~10cm程度が目安となります。ただし、スキー場によって在庫サイズが異なるため、希望の長さがない場合もあるでしょう。そのため、各施設のサイズ展開を事前に確認しておくと安心です。

特に極端に大きい・小さいサイズは取扱数が少ないため、事前に施設へ問い合わせることをお勧めします。

◇レンタル品の品質とブランドの見分け方

レンタル用具の品質は施設によって大きく異なります。そのため、あらかじめブランドの採用状況を確認することで、品質の高いレンタルを選べるでしょう。

たとえば、川場スキー場ではBURTON・VANS・FLUXといった一流ブランドを採用し、岩原スキー場ではサロモンブランドで統一しています。これらの施設は用具の品質に自信を持っているため、公式サイトでブランド名を明記しているのが特徴です。

また、高鷲スノーパークは最新モデルとおしゃれなウェアをそろえていて、岩原スキー場では上級者向けのエキスパートモデルのセット(6,000円~)も用意しています。

料金が相場より極端に安い場合は、旧型モデルであったり、メンテナンス状態に注意が必要だったりする可能性があります。スキー場を選ぶ際は、「最新モデル」「有名ブランド採用」と明記している施設を選べば、失敗のリスクを減らせるでしょう。

◇初心者と経験者で選ぶべきレンタルの違い

初心者の方はフルセット(板・ブーツ・ストック・ウェア)を選び、スタッフに相談しながらサイズ調整してもらうことで、安全に滑走できます。特に初めての方は、スタッフのアドバイスを受けられる環境が重要です。

一方、中級者以上で特定の板を試したい場合は、上級者向けのレンタルがお勧めです。岩原スキー場のエキスパートモデルや川場スキー場のプレミアムレンタルなどは、通常のレンタルより性能が高く、より快適な滑走が楽しめるハイスペックな用具を選択できます。

経験者がウェアやブーツを持参する場合は、板だけの単品レンタルを活用することで費用を抑えられます。自分の用具を徐々にそろえていく過程で、単品レンタルを上手に活用すれば、コストを最小限に抑えながらスキーやスノーボードを楽しめるでしょう。

■【エリア別】スキー場のレンタル料金比較

全国の主要スキー場では、エリアごとに料金体系やサービス内容が異なります。アクセスの良さや雪質、施設の充実度などを踏まえた上で、それぞれの特徴を比較してみましょう。

◇関東近郊(群馬・埼玉・静岡)のスキー場

首都圏から日帰りで行けるスキー場は、アクセスの利便性が最大の魅力です。ここでは、下記の3つを例に挙げて比較します。

  • 川場スキー場(群馬県)
  • 狭山スキー場(埼玉県)
  • イエティ(静岡県)

群馬県の川場スキー場では、スキー3点セットやスノーボード2点セットが6,000円(事前決済で5,800円)、ウェア上下セットが5,500円(事前決済で5,300円)となっています。BURTON・VANS・FLUXなどの有名ブランドを採用しており、品質の高さが特徴です。さらに、関越自動車道の沼田ICから約25分という好アクセスも魅力的です。

埼玉県の狭山スキー場は、首都圏からの近さが魅力のスキー場です。レンタル料金は、スキーセットが4,000円、ウェア付スキーセットが5,000円と、今回比較した中で最もリーズナブルな料金設定です。屋内型で天候に左右されないことや、電車でのアクセスも良好な所沢市という立地から、気軽にスキーを楽しみたい方に最適と言えます。

静岡県のイエティのレンタル料金は、スキーセットやスノーボードセットが5,800円、ウェア上下セットが4,600円です。富士山2合目に位置し、都心から車で2時間圏内という立地で、シーズン初めから滑走できる点が人気の理由となっています。

これらの関東近郊のスキー場では、半日料金の設定や事前決済割引など、日帰り客向けの利便性の高いサービスが充実しています。

◇新潟エリアのスキー場

豊富な積雪量と良質なパウダースノーで知られる新潟エリアは、本格的なスキーを楽しみたい方にお勧めです。ここでは、下記の2つを例に挙げて比較します。

  • 岩原スキー場
  • ガーラ湯沢スキー場

岩原スキー場は、サロモンブランドで用具を統一しているのが特徴です。レンタル料金は、レギュラーのセットが5,000円、フルセットが8,500円と設定されており、上級者向けのエキスパートではセットは6,000円からと、品質重視の料金体系となっています。2日以上のレンタルでは割引が適用され、1日8,500円のフルセットが2日で13,000円(1日当たり6,500円)となってお得です。

ガーラ湯沢スキー場は、JR上越新幹線のガーラ湯沢駅から直結という抜群の立地が魅力です。レンタル料金は、スキー3点セットが6,500円(12歳以下は3,500円)、ウェア上下セットが5,500円(12歳以下は3,000円)となっています。さらに、待ち時間ゼロでレンタル用品を受け取れるサービス「PICK UP BOX(別途1,000円)」も備えています。

新潟エリアのスキー場は、複数日利用での割引設定が充実しており、泊まりがけのスキー旅行を計画している方にメリットが大きいと言えます。

◇長野エリアのスキー場

アルプスの雄大な景色と多彩なコースが楽しめる長野エリアは、家族連れに人気です。ここでは、下記の2つを例に挙げて比較します。

  • 木島平スキー場(スノーリゾート ロマンスの神様)
  • 白馬コルチナスキー場

木島平スキー場(スノーリゾート ロマンスの神様)のレンタル料金は、フルセットが大人6,000円、子ども(小学生以下)4,000円と良心的な価格設定が特徴です。12時以降の午後料金では、フルセットが大人5,000円、子ども3,000円と1,000円安くなり、午後からゆっくり滑りたい方にぴったりです。

白馬コルチナスキー場のレンタル料金は、スキーorスノーボードセットが1日6,250円(子ども3,750円)、ウェアが6,250円(子ども3,750円)となっています。特にお勧めな点は、宿泊者に対する各種レンタル20%OFFの特典です。宿泊とセットで利用すれば、大幅なコスト削減が可能になります。

また、4時間料金が大人5,000円、子ども3,000円と設定されており、半日利用でもコストパフォーマンスに優れています。

長野エリアは午後料金や時間制料金が充実しており、滑走時間に合わせた柔軟な選択ができる点が魅力です。

◇北海道エリアのスキー場

最高品質のパウダースノーが楽しめる北海道は、スキー・スノーボード愛好者の憧れの地です。ここでは、下記の2つを例に挙げて比較します。

  • 札幌国際スキー場
  • ルスツリゾート

札幌国際スキー場では、スキーセットが6,000円、ウェアセットが5,000円と設定されており、セットとウェアを合わせると11,000円となります。道内最大級の品ぞろえを誇り、WEB予約でクレジット決済後、QRコードでレンタル可能という利便性も備えています。

ルスツリゾートのレンタル料金は、スタンダードスキーセットが1日10,400円(子ども7,700円)と、やや高めの設定です。ただし、フルセットレンタルには、グローブ・ゴーグルが返却不要という独自のサービスが含まれています。また、エキスパートスキーセットという上級者向けのラインナップもあり、本格的なスキーヤーも満足できる内容となっています。

北海道エリアは料金がやや高めですが、雪質の良さと施設の充実度を考えれば、納得の価格設定と言えるでしょう。

◇岐阜・兵庫エリアのスキー場

中部・関西圏からのアクセスが良好なエリアも、魅力的な選択肢がそろっています。ここでは、下記の2つを例に挙げて比較します。

  • 高鷲スノーパーク(岐阜県)
  • スカイバレイスキー場(兵庫県)

岐阜県の高鷲スノーパークでは、リフト1日券付きのフルセットパックが用意されているのが特徴です。平日15,000円、土日祝16,900円で、リフト券・板セットとウェアセットのレンタル・小物3点が全て含まれています。さらに、事前決済取り置きサービス(別途1,000円)を利用すれば、繁忙期でも確実にレンタル用具を確保できます。

兵庫県のスカイバレイスキー場のレンタル料金は、2点セット4,500円、3点フルセット6,500円となっています。半日料金も3,000円から設定されており、午前中だけ、午後だけといった使い方にも対応しています。

これらのエリアの魅力は、リフト券とのセットプランや時間帯別料金など、利用者のニーズに合わせた柔軟な料金設定です。

■スキー・スノーボードのレンタル料金を安くする5つの方法

レンタル料金は工夫次第で削減可能です。ここでは、賢く節約しながら、快適にスキーを楽しむための方法をご紹介します。

◇1. WEB事前予約・事前決済を活用する

インターネットでの事前予約・決済は、最も簡単に実践できる節約方法です。多くのスキー場が割引特典を用意しており、ちょっとしたひと手間でコストを下げられます。

たとえば、川場スキー場では、事前決済を利用すると通常6,000円のセット料金が5,800円となり、200円の割引が受けられます。家族4人で利用すれば800円の節約になります。

事前予約・決済は、当日の手続き時間を大幅に短縮できる点も大きなメリットです。ゲレンデに着いたらすぐに滑り始められるため、限られた時間を最大限に活用できるでしょう。

◇2. 平日利用でコストダウン

土日祝日と比較して、平日料金は500~2,000円程度安く設定されているスキー場もあります。そのため、スケジュールに融通が利く方は、平日を狙うことで節約効果が期待できます。

高鷲スノーパークのレンタルフルパック料金を例に見ると、平日15,000円に対し、土日祝は16,900円です。家族4人での利用では、7,600円もの違いになります。

平日利用のメリットは料金だけではありません。混雑を避けられるため、レンタルの受付や返却がスムーズに進みます。ゲレンデも空いていることが多いため、初心者や子ども連れでも安心してスキーを楽しめます。

さらに、平日であればレンタル用品の選択肢も豊富になるでしょう。利用者が多い土日祝日は人気のアイテムからレンタルされていきますが、平日なら希望のサイズや状態の良いものを選びやすくなります。

ただし、全ての施設で平日・土日祝の料金差があるわけではありません。全日同一料金を採用している施設もあるため、事前に料金体系を確認することが重要です。

◇3. 専門レンタルショップの利用

スキー場外にある専門レンタルショップは、格安でレンタルできる穴場です。相場の半額以下で借りられることも珍しくありません。

たとえば、群馬県にあるレンタルロッキーでは、大人用のスキーセット(事前予約)が1日2,200円、2日で4,400円という破格の料金設定になっています。スキー場でのレンタルと比較すると、半額から3分の1程度のコストです。事前予約をしておけば、確実にレンタル用品を確保できます。

また、スキー場への送迎サービスを提供している店舗もあり、マイカーでなくても気軽に利用できる点も魅力です。

注意すべき点は、営業時間や店舗の場所を事前に確認しておくことです。スキー場から離れた場所にある場合、移動時間を考慮する必要があります。返却時間に制約がある場合もあるため、滑走時間とのバランスを考えて計画を立てましょう。

◇4. リフト券とのセットプランを検討

スキー場によっては、リフト券とレンタルをセットで購入すると、単品でそろえるよりお得になる可能性があります。1日しっかり滑る予定の方には、特にお勧めの方法です。

高鷲スノーパークのレンタルフルパックは、リフト1日券が付いて平日15,000円で利用できます。リフト券を単体で購入すると最安でも4,500円かかるため、「リフト券なしのレンタルフルパック(平日12,900円)+リフト券」と比較すると、2,500円近く節約になる計算です。さらに、レンタルフルパックには小物3点セット(帽子・ゴーグル・グローブ)が含まれているため、別途購入する手間とコストも省けます。

セットプランのもう一つの利点は、予算管理がしやすいことです。リフト券とレンタルを別々に計算する手間が省け、明確な金額で予算を立てられます。

ただし、午前中だけ滑る、午後から参加するといった場合は、半日券や時間券との組み合わせを検討した方が安くなる可能性があります。滑走時間に合わせて柔軟に選択しましょう。

◇5. 複数日レンタルで割引適用

2日以上の連泊でスキーを楽しむ予定なら、複数日レンタルの割引制度を活用しましょう。2日目以降は料金が割安になる料金体系が一般的です。

岩原スキー場では、1日8,500円のフルセットが2日で13,000円(1日当たり6,500円)となります。3日、4日と日数が増えるほど1日当たりの単価は下がるため、長期滞在者ほど節約効果が大きくなります。

連泊のスキー旅行では、複数日料金の設定がある施設を選ぶことで、1日当たりのコストを大きく抑えられるでしょう。

専門レンタルショップのレンタルロッキーでは、1日2,200円、2日4,400円というレンタル料金で、2日目でも単価は変わりません。しかし、スキー場でのレンタルと比較すると、依然として大幅に安い設定です。専門店の複数日割引を利用すれば、さらにコストを抑えられる可能性があります。

複数日のレンタルにおいて重要なのは、返却日時の確認です。最終日の営業時間内に返却する必要があるため、帰りの交通手段とのスケジュール調整を忘れずに行いましょう。

■レンタルする際の注意点とチェックリスト

レンタルをスムーズに利用するためには、事前準備と当日の持ち物確認が欠かせません。トラブルを避け、安心してスキーを楽しむためのポイントを押さえておきましょう。

◇事前に確認すべきこと

レンタルを利用する前に、幾つかの重要事項を確認しておく必要があります。

まず、ブーツのサイズ対応範囲を確認しましょう。足のサイズが極端に大きい・小さい場合は、事前にスキー場へ問い合わせることをお勧めします。たとえば、川場スキー場では15.0~31.0cm、札幌国際スキー場では22.5~32.5cmと、施設によってスキー靴の対応サイズが異なります。特に最小・最大サイズは取扱数が少なく、繁忙期は在庫切れの可能性もある点に注意しましょう。

WEB予約の締切時間も施設によって異なります。高鷲スノーパークの事前決済取り置きサービスは前日12:00まで、スカイバレイスキー場は前日16:00までと設定されています。ギリギリの予約では間に合わない場合があるため、余裕を持った申し込みを心がけましょう。

そして、キャンセルポリシーや当日の天候不良時の対応についても、事前の確認が必要です。特に、事前決済の場合は返金条件を把握しておくことが重要です。

◇当日持参するもの

レンタルを利用する際、忘れてはならない必須アイテムがあります。

最も重要なのが身分証明書です。運転免許証や学生証、パスポートなど、本人確認ができる証明書の提示が必須で、忘れるとレンタルできない施設がほとんどです。グループで利用する場合も、代表者だけでなく各自が持参しなければいけないこともあるため、事前に確認しておきましょう。

また、グローブ・ゴーグル・帽子などの小物類は、衛生上の観点から、多くの施設でレンタル不可となっています。事前に用意するか、現地ショップで購入する必要があるため、予算に含めておきましょう。

さらに、支払い方法も事前に確認しておくと安心です。現金、クレジットカード、QRコード決済など、施設によって利用可能な決済手段が異なります。スキー場に行ったものの普段使っている決済方法が使えなかったといったことがないよう、十分に確認しておきましょう。

◇返却時のルールと補償制度

レンタル用具の返却時にも、幾つかの注意点があります。

返却時間は営業終了時までに設定されているのが一般的ですが、ナイター営業がある場合は延長されることもあります。返却時間は施設によって異なるため、当日の滑走計画を立てる際に確認しておきましょう。

レンタル用具はそのまま返却できる施設が多く、特別な清掃は不要です。ただし、破損や紛失が発生した場合は賠償責任が生じるため注意しましょう。追加料金などについても確認しておくと安心です。

こうしたリスクに備えて、補償制度の利用を検討するのもお勧めです。川場スキー場では1日500円の補償制度があり、加入すると盗難・紛失・破損時の追加料金が免除されます。特に初心者の方や子ども連れの場合、万が一に備えて加入しておくと安心です。わずかな費用で大きな安心を得られるため、予算に余裕があれば積極的に利用しましょう。

■子連れファミリーのレンタル料金モデルケース

家族でスキーを楽しむ際、レンタルと購入のどちらが経済的か悩む方も多いでしょう。ここでは、具体的な料金例と比較シミュレーションをご紹介しますので、ご自身にとって最適な方法を考えてみてください。

◇家族4人(大人2人・小学生2人)の場合

実際のファミリー利用を想定した料金例を見てみましょう。

川場スキー場で家族4人全員がスキー3点セット(スキー板・ブーツ・ストック)を借りた場合、合計金額は次のようになります。

  • 大人6,000円×2名:12,000円
  • 子ども4,800円×2名:9,600円
  • 家族4人で合計21,600円

さらに、ウェア上下セット(大人5,500円、子ども4,700円)も含めたフルセットで利用した場合のレンタル料金は、大人11,500円×2名+子ども9,500円×2名で合計42,000円です。

ここでお勧めの節約法は、大人はウェアを持参し、スキー3点セットのみをレンタルする方法です。その場合、大人6,000円×2名+子ども9,500円×2名で合計31,000円となり、フルセットよりも11,000円節約できます。

大人用のウェアは体型変化が少ないため、一度購入すれば長期間使用できます。浮いた予算で、ゲレンデでの食事やお土産の購入を楽しむことができるでしょう。

さらにコストを抑えたい場合は、平日を狙う、専門レンタルショップを利用するなどの工夫で、家族全体のレンタル費用を大幅に削減できます。

◇年2回スキー場を利用した場合のコスト

レンタルと購入、どちらが経済的かを長期的な視点で比較してみましょう。

年2回フルレンタルする場合、1回当たり家族4人で20,000~52,000円として、年間40,000~104,000円のコストが発生します。

一方、購入する場合を考えてみましょう。大人用セット(板・ブーツ・ウェア)が約50,000円、子ども用が約30,000円とすると、家族4人分で初期投資160,000円に加え、保管費用やメンテナンス費が発生します。さらに、板のワックスがけやエッジの研磨など、年間数千円の維持費も必要です。

また、子どもの成長速度も忘れてはいけません。成長期の子どもはすぐにサイズアウトするため、買い替えのタイミングが頻繁に訪れます。小学校低学年で購入した用具は、高学年になる頃には使えなくなる可能性が高いでしょう。

そのため、年1~2回の利用頻度であれば、レンタルの方が圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。購入を検討するのは、年間の利用頻度が高い、子どもの体格が安定しているといった条件がそろってからでも遅くはありません。

■スキー・スノーボードのレンタルに関するよくある質問

ここでは、レンタルを初めて利用する方から寄せられる、代表的な疑問にお答えします。事前に不安を解消して、当日を迎えましょう。

◇Q. 子どもは何歳からレンタルできますか?

多くのスキー場では年齢による制限はなく、身長90cm程度、ブーツサイズ15cm程度から対応しています。

川場スキー場を例に取ると、身長90cmのウェアから用意があり、スキーブーツは15.0cm~、スキー板は80cm~、スノーボードブーツは15.5cm~、スノーボードは80cm~の展開となっています。ガーラ湯沢スキー場やルスツリゾートでも、同様に90cm前後から対応しており、子ども料金は12歳以下(小学生以下)が対象であるのが一般的です。

ただし、最小サイズは取扱数が少なく、繁忙期の年末年始や連休中は在庫切れの可能性もあります。そのため、小さいお子様連れでスキー場を訪れる際は、平日や早めの来場がお勧めです。事前にスキー場へ問い合わせて、対応サイズと在庫状況を確認しておくと安心でしょう。

また、幼児を連れている場合は体力や集中力を考慮し、無理のない範囲で楽しむことが大切です。そりや雪遊び専用のキッズパークも用意されているスキー場もあるため、スキーデビュー前の雪慣れから始めるのも良い選択です。

◇Q. 事前予約は必要ですか?当日レンタルも可能?

事前予約の有無については、スキー場によって対応が大きく異なるため、事前の確認が重要です。

たとえば、川場スキー場はレンタル予約を受け付けておらず、当日受付のみとなっています。繁忙期(年末年始・連休・土日)は混雑するため、開場時刻に合わせて早めに来場するのがお勧めです。

一方、ガーラ湯沢スキー場や白馬コルチナスキー場のように、特典付きのWEB事前予約・決済を用意しているスキー場も増えています。事前に手続きを済ませておけば、当日の受付がスムーズになり、待ち時間を大幅に短縮できます。

高鷲スノーパークでは、事前決済取り置きサービス(別途1,000円)を利用すれば、繁忙期でも確実にレンタル用品を確保できます。混雑が予想される時期に訪れる予定がある方は、追加料金を払ってでも利用する価値があるでしょう。

当日レンタルも基本的には可能ですが、人気のサイズから借りられてしまう可能性があります。確実にレンタルしたい場合は、WEB予約に対応している施設を選ぶか、平日や早朝の来場を検討しましょう。

◇Q. グローブやゴーグルもレンタルできますか?

残念ながら、ほとんどのスキー場で小物類のレンタルは行っていません。

川場スキー場では、衛生上の観点から、直接肌に触れるグローブ・ゴーグル・ニット帽などのレンタルは行っておらず、販売のみとなっています。ガーラ湯沢スキー場でも同様の対応で、グローブ1,500円、ニットキャップ1,500円で販売されています。

ただし、例外的なサービスを提供している施設もあります。ルスツリゾートのフルセット(21,400円)には、グローブ・ゴーグルが返却不要という形で含まれています。

■レンタル料金をよく理解してスキーを楽しみましょう

スキーレンタルの料金相場は、セット4,000~6,000円、ウェア込みで8,000~11,500円です。ただし、エリアや施設により差があるため、事前の比較検討が重要になります。

年1~2回の利用頻度なら、購入よりレンタルの方がコストパフォーマンスに優れています。よりコストを削減したい場合は、WEB事前予約、平日利用、専門レンタルショップ利用、リフト券とのセットプラン、複数日レンタル割引などの方法をぜひ活用してみてください。

さらに、レンタル品はお得なだけでなく、高品質であることも大切です。群馬県の川場スキー場では、BURTON・VANS・FLUXなど有名ブランドを採用しています。加えて、200円割引となる事前決済や、1日500円の補償制度も完備されています。

関越自動車道の沼田ICから約25分という好アクセスに加え、初級から上級まで多彩なコース、ファミリー向け施設が充実しており、周辺には日帰り温泉や宿泊施設も豊富です。家族や友人と気軽にスキーを楽しむ拠点として、川場スキー場で快適なウィンタースポーツをお楽しみください。