スキー場リフトの種類や乗り降り方法は?リフト券を安く購入する方法も解説

スキー場で欠かせない存在であるリフトですが、「種類が多くて違いが分からない」「乗り降りが不安で毎回緊張してしまう」と感じたことはありませんか。リフトの仕組みや正しい乗り方を知っておくだけで、不安や失敗を大きく減らせます。

この記事では、リフトの種類から安全な乗り降りのコツ、マナー、さらにリフト券の種類も解説します。リフト券を安く購入するコツも紹介していますので、スキー場の利用時にご活用ください。

■スキー場のリフトにはどのような種類がある?

スキー場に行くと、斜面を移動するために必ず利用するのがリフトです。一口にリフトといっても、その形状や仕組みには幾つかの種類があり、初めて訪れるスキー場では「これはどうやって乗るのだろう」と戸惑うことも少なくありません。

ここでは、スキー場に設置されている代表的なリフトの種類について、それぞれの特徴を整理して紹介します。

◇チェアリフト(イスリフト)

チェアリフトは、スキー場でよく目にする、いすに座って運ばれるタイプのリフトです。分類上は「特殊索道リフト」の一種に当たり、多くのスキー場で主力となっています。

乗車できる定員数にはさまざまなバリエーションがあり、人数によって呼び方も異なります。

1人乗り:シングルリフト

2人乗り:ペアリフト

3人乗り:トリプルリフト

4人乗り:クワッドリフト

6人乗り:6人乗りリフト

8人乗り:8人乗りリフト

この中でも、国内のスキー場では2人乗りと4人乗りのチェアリフトが特に一般的です。

◇滑走式リフト

滑走式リフトは、TバーリフトやJバーリフトなどが代表的で、イスに座るのではなく、バーにつかまったり、バーを足に挟んだりしながら引っ張られる形で移動します。こちらも特殊索道の一つです。

国内では設置数がかなり少なく、見かける機会はあまり多くありません。また、斜面を登るというより横方向に移動する用途で設置されていることも多く、その場合はゲレンデマップに載っていないケースもあります。

一方、海外の氷河帯にあるスキー場では、大きな支柱を設置できない地形条件から、長距離の滑走式リフトが使われている例もあります。

◇ゴンドラリフト

ゴンドラリフトは、密閉された箱型のキャビン(ゴンドラ)に乗って移動するタイプのリフトです。ワイヤーロープに吊られて運ばれ、数人から十数人規模で乗れるものが多くなっています。

雨や雪、強風の影響を受けにくく、移動中に景色を楽しめるのが大きなメリットです。また、スキー板やスノーボードは手に持ったまま乗り降りするため、板を履いた状態で乗るチェアリフトよりも難度が低いと感じられる方も多いでしょう。

◇ロープウェイ

ロープウェイは、ゴンドラよりもさらに大型の箱型キャビンを使用する輸送設備です。ゴンドラがロープ1本で固定されているのに対し、ロープウェイは2本のロープのうち1本で牽引する仕組みになっています。

一度に大量の人を運べるのが特徴で、100人以上が乗車できるケースもあります。日本国内でひときわ多くの人を運べるロープウェイとしては、新潟県の湯沢高原ロープウェイと、長野県の竜王ロープウェイがあり、いずれも定員は166名です。

◇固定循環式と自動循環式の違いについて

ここまで紹介してきたのは、リフトの「形」の違いですが、実は運転方法にも違いがあります。それが、固定循環式と自動循環式です。

固定循環式は、イスやキャビンが常にロープに固定されたまま運行するタイプで、全体的に速度は遅めです。一方、自動循環式(高速リフト)は、移動中は高速で走行し、乗り降りのタイミングだけロープから切り離されて自動的に減速します。

現在、多くのチェアリフトやゴンドラは、この自動循環式を採用しており、快適性と輸送効率の両立が図られています。

■スキーリフトの乗り方をマスターしよう!

ここからは、スキー板を装着しているときの基本的なリフトの乗り方について順を追って確認していきます。

◇まずは乗車位置へ

リフトに乗る際は、まずオートゲートにリフト券をかざし、乗車エリアへ進みます。スキー場によっては、係員に直接リフト券を見せる方式の場合もあります。

赤い線などで示された乗車位置が設けられているので、そこまで落ち着いて移動しましょう。係員が待機や進行の指示を出しているため、無理に先へ進まず、その案内に従うことが大切です。

◇ストックをそろえておく

乗車前の準備として、ストックは片手にまとめて持っておきます。左右に分けたままだと、座る瞬間にバランスを崩したり、イスや周囲の人に引っかかったりする原因になりやすいためです。

◇イスが来たらさっと座る

リフトのイスは後ろから近づいてきます。イスが迫ってきたら、タイミングを見て膝を軽く曲げ、そのまま自然に腰を下ろしましょう。足に軽く触れた瞬間に座るイメージを持つと、失敗しにくくなります。

座った後は、ストックを膝の上に乗せ、スキー板やストックの先がイスや地面に引っかかっていないかを確認しましょう。

◇安全バーを下げる

イスにしっかり座って体勢が安定したら、安全バーをゆっくりと下ろします。安全バーは転落を防ぐための重要な装置なので、必ず使用するようにしましょう。安全バーを下ろす際には、一緒に乗っている人に声をかけ、勢いをつけず静かに動かすことが大切です。

■スキーリフトに上手に乗るためのコツ

基本的な乗り方を知っていても、初めてリフトに乗る際はどうしても慌ててしまうものです。ここでは、リフトに上手に乗るためのポイントを紹介します。

◇乗る前にイメトレしておくと安心

リフトに慣れていない場合、いきなり本番で動こうとすると緊張してしまいがちです。そのため、実際に乗る前に、何もない場所でイメージトレーニングをしておくと安心につながります。

リフト乗り場まで少しずつ前進する動きや、ストックを片手にまとめる動作など、乗車までの一連の流れを頭の中でなぞってみましょう。事前に流れを整理しておくことで、現地で迷う場面が減り、落ち着いて行動しやすくなります。

◇不安がある場合は係員に伝える

どうしても不安が拭えない場合は、無理をせず係員に伝えるのも一つの方法です。初心者であることや、リフト乗車に不安があることを順番が来たタイミングで伝えておけば、特に注意して声をかけてくれたり、動きをサポートしてくれたりします。

スキー場によっては、通常よりもリフトの速度を落としてくれたり、一時的に止めてくれたりすることもあります。遠慮せずに相談することで、安全でスムーズな乗車につながるでしょう。

◇座りやすい場所を選ぶ

リフトに乗る際は、リフトのどの位置に立って待つかが乗りやすさに大きく影響します。リフトの中央部分はつかまる場所がないため、乗り降りに不安がある場合には難しく感じやすい位置です。

その点、外側の端は比較的お薦めです。内輪差の関係で、内側の端はリフトのイスがすぐに迫ってきますが、外側であればイスが近づくまでに少し余裕があります。その分タイミングを取りやすく、落ち着いて座りやすくなります。

◇少し後ろを見ておく

リフトは後ろから迫ってくるわけですが、全く後ろを見ていない状態では、リフトがいつ近づいてくるのか分からず判断が遅れてしまいます。少しだけ後ろをうかがい、イスの位置を把握しておくことが大切です。

イスが近づいてきたら、軽く腰を落として待ち、膝に触れたタイミングで膝カックンをするような感覚で自然に座ります。後ろを確認していないと、座る位置そのものが分からず失敗につながりやすくなるため、少し後ろをうかがう感覚をうまくつかみましょう。

■スキーリフトの降り方をマスターしよう!

リフトに無事乗れたとしても、最後の関門ともいえるのが降り場です。降り方をよく理解していないと、焦ってしまい転倒したり、後続の人の進行を妨げてしまったりします。リフトを安全に、そしてスムーズに降りるための基本的な流れを確認していきましょう。

◇降り場近くで安全バーを上げる

リフトの降り場が近づいてきたら、安全バーを上げて降車の準備を始めます。ただし、リフトがまだ高い位置にあるうちに安全バーを上げるのは危険です。上げるタイミングは、降り場の直前で問題ありません。

スキー場によっては、係員が声や合図で指示を出してくれる場合もあります。その際は自己判断せず、案内に従って落ち着いて対応しましょう。

◇ストックは両手に持ち替えておく

リフトの乗車時に片手にまとめて持っていたストックを、降りる前にはスキーで滑るときと同じように、左右それぞれの手に持ち替えておきます。

ただし、降車時にストックで地面をこぐ必要はありません。リフトが後ろから押してくれるため、ストックで反動をつけなくても自然と前へ滑り出すことができます。

◇板を接地させて立ち上がる

いよいよリフトの降車位置がきたら、足を閉じてそろえ、スキー板をまっすぐにして待ちます。降車位置のラインや看板などの目印があるので、その地点をめがけて板を雪面に接地させ、その後で焦らず立ち上がりましょう。

急いで無理に足を下ろす必要はありません。リフト降り場に完全に入ってから、自然と板が雪に触れたタイミングで立てば大丈夫です。降車の目印となる場所でさっと立てば、後は自然に前に滑り出せます。

◇滑り出す

リフトから立ち上がったら、そのまま素早く前へ滑り出します。ひっかかって転倒しないよう、ストックとスキー板のトップ(先端)を少し持ち上げておくとよいでしょう。

また、曲がりながら降りようとするとコントロールが難しくなり、転倒したり周囲の人の邪魔になったりする原因になります。リフトに押されるまま、まっすぐ進むイメージで滑りましょう。多くの場合、リフトの降り場はなだらかな傾斜になっているため、意識しなくても自然に前へ進むはずです。

◇速やかに移動する

ある程度進んだところで一度止まり、後方を確認しながら安全な位置へ移動します。降りた直後にその場にとどまってしまうと、次々と後続の利用者が降りてきて非常に危険です。

リフトは常に動いているため、降り場を空ける意識を持つことが大切です。速やかに移動することで、自分自身だけでなく周囲の安全も守ることにつながります。

■スキーリフトを上手に降りるためのコツ

リフトの降り方そのものは理解していても、細かなポイントを意識できていないと、思わぬ失敗につながることがあります。ここでは、スキーリフトをより安全に、安定して降りるためのコツを紹介します。

◇ストックやスキーの先を上げておく

リフトから降りる際は、乗車時と同じように、スキーの先端を少し持ち上げておく意識が重要です。ストックの先も雪面に触れないよう、軽く上げておきましょう。

スキーの先端やストックが雪に刺さってしまうと、バランスを崩しやすくなり、場合によっては骨折などの大きなトラブルを招く可能性もあります。また、パスケースなどの持ち物がリフトの座面や金具に引っかかっていないかも、降り場に入る前に確認しておくと安心です。

◇降りるときは前傾姿勢のイメージで

リフトの座面から立ち上がるときは、後ろに重心をかけるのではなく、前へ向かって立つイメージを持つと安定して降りやすくなります。立った後にリフトが膝部分を押してくるような格好になりますが、その力でお尻や頭が後ろに傾かないようにしましょう。重心が後ろに残ったままだと、そのまま後方へ転倒してしまう恐れがあります。

◇勇気を出してさっと立つ

リフトの乗り降りに慣れていないと、「まだ早いのでは」「今立って大丈夫だろうか」と迷ってしまいがちです。しかし、恐怖心から腰が引けた状態で中途半端に立とうとすると、重心が後ろに残り、かえってバランスを崩しやすくなります。

降り口を示すラインが見えたら、迷わず勇気を出して、さっと立ち上がることが重要です。その後は、少しだけ前かがみになるようなイメージで滑り出しましょう。

◇不安な場合は係員に伝える

降りる動作に不安がある場合は、乗車時と同様に、あらかじめ係員に伝えておくのも一案です。「スピードをゆっくりしてほしいです」「降りられません」といった形で状況を伝えれば、リフトを減速させるか、必要に応じて一時的に停止してくれることもあります。

無理に自分だけで解決しようとせず、周囲のサポートを活用して安全にリフトを降りましょう。

■スノーボードのリフトの乗り降り方法

ここまではスキーを前提としたリフトの乗り降りについて説明してきましたが、スノーボードの場合は少し勝手が異なります。スノーボードでは、リフトに乗る際も降りる際も、片足だけを板に固定した状態になることが特徴です。

そのため、いきなり本番で挑戦すると戸惑いやすく、判断を誤ると転倒につながることもあります。リフトを安全に利用するためにも、事前に片足で歩く動作や、片足滑りを練習し、ある程度身に付けておくことが重要です。

◇スノーボードの場合のリフトの乗り方

スノーボードでリフトに乗るときは、前に出す足をボードに固定した状態で列に並び、片足滑りをしながら停止位置まで進みます。その際、板はリフトのイスに対して垂直になるように置き、落ち着いて待ちます。

後ろからリフトが近づいてくるのを確認しながらタイミングを計り、イスが足に触れたら、ためらわずにさっと座ります。座った後に体勢が安定したら、安全バーを下ろせば乗車完了です。

◇スノーボードの場合のリフトの降り方

リフトの降り場が近づいたら、乗車中に横向きになっていたボードの向きを、イスに対して垂直になるように整えます。それに合わせて体も少し横を向け、半身で座っているような姿勢になります。リフトがまだ高い位置で準備をすると危険なため、リフト降り場の直前で構いません。

降り場に侵入し、準備が整ったら安全バーを上げます。ボードが雪面に触れたタイミングで、固定されていない後ろ足をボードの後方に乗せつつ、体を前方へ起こします。そのまま両手でリフトのイスを押すようにして、ぐっとまっすぐ立ち上がりましょう。その押した力を利用し、前方にまっすぐ滑り出します。

このとき、足元ばかりを見て下を向くと体が前傾になり、前に転びやすくなります。そのため、進む方向をまっすぐ見る意識を持つことが大切です。また、腰が引けていると後方に転倒する原因になる点にも注意が必要です。

片足滑りになるため不安を覚える方もいるかもしれませんが、歩いて降りる方がかえって危険な場合があります。怖がりすぎず降車に慣れていきましょう。

■スキーリフトの乗り降りや乗車時のマナーと注意点

リフトは多くの人が同時に利用する設備です。そのため、個人の行動一つ一つが、周囲の安全や快適さに直結します。スキーリフトに乗る際のマナー、やってはいけない行為を把握しておきましょう。

◇順番を守って並ぶ

リフト乗り場は非常に混雑するため、順番を守って並ぶことが何より大切です。待っている間は、他の人のスキー板やスノーボードを踏んでしまわないよう、足元にも注意を払う必要があります。

また、リフトは相乗りになることも多いため、グループで利用する場合はまとまって待ち、係員の指示に従いましょう。

例えば4人グループで訪れ、ペアリフトに2組に分かれて乗るケースもあります。その際、直前になって「誰が先に乗るか」を相談していると流れが止まってしまいます。スムーズな乗車につながるよう、あらかじめ順番を決めておくなどの準備が大切です。

◇リフトを揺らさない

リフトに乗車中は、景色を眺めたり、同行者との会話を楽しんだりと、リラックスした時間を過ごしましょう。リフトを意図的に大きく揺らしたり、無理に動かしたりする行為は非常に危険なため、してはいけません。

安全バーは必ずしっかりと下ろした状態を保ち、安定した姿勢で乗車しましょう。

◇リフトから物を落とさない

リフトに乗っている間に物を落としてしまうと、下を滑走している人に当たる危険性があります。特に注意したいのが、スマートフォンの操作です。手袋を外して操作しようとする際に、うっかり落としてしまうケースも少なくありません。

帽子やゴーグル、グローブも、外さずに装着したまま乗っている方が安心です。また、ゴミなどをリフトから捨てる行為は厳禁です。安全面だけでなくマナーの観点からも、乗車中の物の取り扱いに注意しましょう。

◇リフトから飛び降りない

当然ながら、リフトから途中で飛び降りる行為は禁止されています。本人のケガだけでなく、他者との衝突なども起こりえます。大事故につながりかねないため、絶対に行ってはいけません。

◇喫煙しない

リフト乗り場やリフトに乗車中、さらにコース上も禁煙となっています。スキー場内には、センターハウスやレストランエリアなどに喫煙スペースが設けられているはずですので、必ず指定された場所を利用しましょう。

滑走の合間に一服したくなる方もいるかもしれませんが、ルールを守ることが全ての利用者にとって快適な環境づくりにつながります。

◇リフトを降りたら速やかに移動する

リフトの降り方でも触れましたが、リフトを降りた後は、その場にとどまらず速やかに移動することが大切です。降り場に人が滞留すると混雑の原因となり、後続の利用者がスムーズに降りられなくなります。

その結果、リフトを停止させてしまったり、事故につながったりする可能性もあります。自分一人の行動が周囲に影響することを意識し、降車後はすぐに安全な場所まで移動するよう心がけましょう。

■スキーリフトから降りるときに失敗してしまった場合の対処法

どれだけ準備をしていても、リフトの降り場ではタイミングが合わず失敗してしまうことがあります。大切なのは失敗そのものよりも、その後どう行動するかです。慌てて判断を誤ると、かえって危険が大きくなってしまいます。ここでは、リフトの降り場でうまくいかなかった場合の基本的な対処法を確認しておきましょう。

◇転んだら頭を低くして身を守る

リフトから降りる際に転倒してしまった場合は、まず自分の身を守ることを最優先に考えます。周囲にはリフトのイスや支柱などがあるため、それらにぶつからないよう、頭を低くして体を守る姿勢を取りましょう。

多くの場合、状況を確認した係員がリフトを停止してくれます。慌てて立ち上がろうとすると、かえって危険が増すこともあるため、無理に動かず、係員の指示があるまで落ち着いて待つことが大切です。

◇リフトの動線から横にずれる

リフトが停止したら、慌てずに体を起こし、できるだけ素早く横方向へ移動します。目的は、リフトの乗り降りに使われる動線から外れることです。転んだままその場にとどまっていると、次に来るリフトのイスと接触してしまう危険もあります。

また、リフトから少し離れた位置で転倒した場合でも、動線上から離れることを意識しましょう。後続の利用者の進行を妨げ、衝突につながることがあります。状況に応じて、できるだけ早く安全な位置へ移動しましょう。

◇降りられなかった場合はそのまま乗っている

タイミングを逃してしまい、うまく立ち上がれずに降りられなかった場合は、そのままリフトに乗り続けてください。無理に飛び降りる行為は非常に危険なため、してはいけません。多くの場合は係員が状況に気付いてリフトを停止させ、指示を出してくれますので、それに従って対応しましょう。

ただし、スキー場によっては、リフトに乗ったまま下山できない構造になっていることもあります。そのため、「降りられない」と判断した時点で、できるだけ早く係員に大きな声で伝えることが重要です。

■スキー場のリフト券の種類

続いて、リフト券の種類や相場などを紹介します。

リフト券には幾つかの種類があり、どれを選ぶかによって満足度やコストパフォーマンスは大きく変わります。滑る時間や体力、他の予定との兼ね合いを考えて選ぶとよいでしょう。

◇1日券

1日券は、最もスタンダードなリフト券です。リフトの営業時間内であれば、朝から夕方まで1日中リフトを利用できます。

時間を気にせず、たっぷり滑りたい方に向いており、遠方から訪れる場合や「せっかく来たからには思う存分楽しみたい」という人にお薦めです。

料金はスキー場の規模やエリアによって差がありますが、4,000円〜7,000円程度が目安となります。

◇半日券または時間指定券

半日券は、午前または午後のどちらか半日だけ、リフトを自由に利用できるチケットです。スキー場によっては、5時間券や6時間券など、利用時間があらかじめ決められた時間指定券を販売している場合もあります。

「午前中だけ滑って、午後は温泉や観光を楽しみたい」「移動日なので短時間だけ滑りたい」といった予定がある方に向いています。

料金は1日券の7〜8割程度が相場で、フルで滑らない場合には無駄が出にくい選択肢といえるでしょう。

◇回数券

回数券は、リフトに乗るたびに1枚ずつチケットを使用するタイプのリフト券です。10枚つづりなど、あらかじめ決められた回数分がセットになっています。

シーズン中有効であるケースが多く、1日で使い切る必要がないのも特徴です。料金はスキー場によって異なりますが、5,000円〜8,000円程度が目安です。

リフトに乗る回数が少ない方や、初心者でゲレンデ下部だけを使う予定の方には、無駄の少ない選択肢になります。

◇シーズン券

シーズン券は、そのスキー場の営業期間中、リフトが乗り放題になるチケットです。同じスキー場に何度も通う予定がある方には、非常に相性の良いリフト券といえます。

1日券などに比べると初期費用は高くなりますが、回数を重ねるほど1回当たりのコストは下がっていきます。料金はスキー場によって幅があり、20,000円程度のところもあれば、100,000円ほどになる場合もあります。通う頻度を検討した上で選ぶことが重要です。

◇ナイター券

ナイター券は、購入した日のナイター営業の時間帯のみ、リフトを利用できるチケットです。ナイター営業を行っているスキー場で販売されています。

スキー場によっては、1日券でそのままナイターまで滑れる場合もありますが、別途ナイター券が必要なところもあります。そのため、「夜も滑る予定があるかどうか」「どのチケットでどこまで滑れるのか」を事前によく確認しておくことが大切です。料金は3,000円~6,000円程度となります。

■スキー場のリフト券を安く購入する方法はある?

リフト券はスキーやスノーボードに欠かせない費用の一つですが、現地で購入した際に割高に感じてしまうこともあります。しかし、事前購入などを利用することで、同じ内容でも出費を抑えられるケースは少なくありません。

ここでは、リフト券をお得に購入するための代表的な方法を紹介します。

◇早割りを利用する

早割りは、一般的にスキー場のオープン前に販売されるリフト券です。スキー場側としても、シーズン中の集客を安定させる目的で、早い時期からチケットを販売しています。

購入先は、各スキー場の公式サイトだけでなく、スポーツ用品店やリフト券販売サイトなどさまざまです。シーズンイン前から予定がある程度決まっている場合は、早割りを活用することで、通常よりも安くリフト券を手に入れやすくなります。

◇WEB割引を利用する

シーズン中であっても、現地の窓口で直接購入するより、事前にWEBでチケットを購入した方が、いくらか安くなることがあります。

各スキー場の公式サイトでは、WEB限定の割引チケットや、お得なパック券が販売されていることがあります。また、レジャー体験予約サイトなどで、割引リフト券が取り扱われている場合もあります。

◇シーズンパスを利用する

リフト券の種類でも紹介した通り、同じスキー場に何度も通う予定がある方には、シーズンパスが非常に有効です。例えば、1日券が5,000円で、シーズンパスが30,000円の場合、6回利用すれば元が取れるということになります。

ハイシーズンに毎週末滑りに行くようなスタイルであれば、都度リフト券を購入するよりも、シーズンパスを選んだ方が結果的にお得になるケースが多いでしょう。

◇団体割引を利用する

スキーやスノーボードの仲間が多い場合や、複数のファミリーで一緒に出かける予定がある場合には、団体割引も検討したい選択肢です。

スキー場によって条件は異なりますが、15名以上や20名以上といった人数を条件に、15%〜20%程度の割引が適用されることが一般的です。人数が集まる場合は、事前に条件を確認しておくとよいでしょう。

◇リフト券付きの宿泊プランやツアーを利用する

宿泊を伴ってスキー場へ出かける場合は、リフト券付きの宿泊プランを利用するのも効果的です。ホテルとリフト券を別々に手配するよりも、セットになっている方が割安になるケースが多くあります。

こうしたプランは、旅行会社や各種予約サイトの他、ホテルが独自に販売していることもあります。また、リフト券がセットになったバスツアーであれば、日帰りであっても移動費とリフト券をまとめてお得に購入できて便利です。

◇ハイシーズン以外に多く利用する

スキー場のリフト券料金は、時期によって変動するケースが多くあります。一般的には、滑り始め、ハイシーズン、春滑りの3つの時期に分けられます。

ハイシーズンを通常料金とすると、雪がまだ少ない滑り始めの時期や、春に向かって雪が少し緩んできた時期は、料金が安く設定されることがあります。こうした時期をメインに利用することで、混雑を避けられるだけでなく、リフト券もお得に利用しやすくなります。

■関東エリアならリフト・コースが豊富な川場スキー場がお薦め!

関東近郊でスキー場を探している方にとって、「アクセスの良さ」と「コースやリフトの充実度」は重要な判断材料になります。その両方をバランス良く満たしているのが、群馬県にある川場スキー場です。川場スキー場の魅力やリフト設備、リフト券の種類について整理して紹介します。

◇川場スキー場の魅力

川場スキー場の大きな魅力は、初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせて楽しめるリフト設備と多様なコース構成です。初めてスキーやスノーボードに挑戦する方にはファーストステップゲレンデが用意されており、無理なく練習できます。一方で、クリスタルコースや桜川コースなど、滑りごたえのあるコースも整備されているため、スキーに慣れてきた方でも十分に楽しんでいただけます。

雪質の良さも川場スキー場の魅力の一つで、雲の上を滑っているかのような感覚を味わえるパウダースノーは他にはない強みです。晴れた日には周囲の山々を望む景観の良さも楽しめます。立地面でも優れており、関越自動車道・沼田ICから約25分、上越新幹線で東京駅から約1時間半で上毛高原駅、そこからバスで約50分(要予約)とアクセスしやすく、首都圏から日帰りで訪れることも十分可能です。

さらに、駐車場からゲレンデへ直結する大型施設「Kawaba city」があり、レストランやショップ、レンタルショップなどが集約されています。到着後の移動が少なく、準備から滑走までがスムーズなのも、利用者にとって大きなメリットです。

◇川場スキー場にあるリフト

川場スキー場には、ゲレンデ全体を効率良くカバーする複数のリフトが設置されています。主なリフトは以下の通りです。

白鳥エクスプレス:クワッドリフト/1,508m

桜川エクスプレス:クワッドリフト/1,063m

無名峰トリプル:トリプルリフト/677m

クリスタルエクスプレス:クワッドリフト/1,620m

高手ペア:ペアリフト/1,177m

SunKid:スノーエスカレーター/約53m

ファーストステップゲレンデには、子ども用のスノーエスカレーター「SunKid」も設置されており、リフトに不安のある小さなお子様でも安心して利用できます。

なお、各リフトの運行状況は、天候やシーズンによって変更される場合がございます。来場前に最新情報をご確認ください。

◇川場スキー場のチケット(リフト券)種類(2025‑26シーズン)

川場スキー場では、利用スタイルに応じた複数のリフト券をご用意しています。

2025-26シーズンの1日券は、平日であれば大人6,500円、小人(小・中学生)4,900円、土日祝日は大人6,800円、小人(小・中学生)5,100円となっています。土日祝日や特定日は平日より料金が高めとなりますが、WEB購入することでお得に購入できますので、公式サイトをご確認ください。

また、時間指定券として5時間、10時間、20時間の3種類をご用意しており、滞在時間に合わせて選べるのも特徴です。回数券については、1回当たり800円でお買い求めいただけます。利用シーンに合わせてご活用ください。

なお、初滑りシーズンや春滑りシーズンは、通常期よりも料金がお得になっており、混雑を避けつつコストを抑えたい方はぴったりです。

■まとめ

リフトの種類や仕組みを理解し、正しい乗り降りの流れやマナーを身に付けることで、スキー場での不安やトラブルは大きく減らせます。特にリフトの乗り降りは、初めは誰しも緊張しますが、慌てることなくさっと座る、立ち上がることが大切です。

また、リフト券を購入する場合は、自分の滑り方や滞在時間に合ったものを選び、スキー&スノーボードを心ゆくまで楽しみましょう。

アクセスの良さと設備の充実度を重視したい方は、初心者から上級者まで楽しめる川場スキー場を是非ご検討ください。初滑り券などお得なチケットも充実していますので、川場スキー場で快適な雪山体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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